「君の名は。」を観終わった人たちの
評価・感想で気になったのが、

「避難訓練なんて行われていたっけ?」
というものや、

「避難訓練のくだりが、いまいちわかり
 にくい」
といったもの。

中には
「糸守町の人たちは全員死んだんじゃ
 なかったっけ?」

といった感想までありました。

きっと、ごちゃごちゃになってるん
だろうなぁと思ったので、
「君の名は。」について考察、今日は
三葉の父親と避難訓練の謎について
解説したいと思います。

まず、実際に避難訓練が行われて
いたのかというと、NOです。

あれはマスコミに向けたもので、

「事前に彗星が落ちることがわかって
 いたので避難した」

なんて言えないので、避難訓練という
ことにしたのです。

実際は、三葉になった瀧が昼間来た時に
本物の三葉ではないことを見破ってる
父親は、そのあと、三葉の母と出会った
頃のことについて回想し、いろいろ
思い出します。

その時点でなんとなく、引っかかっては
いるのです。

そして、変電所の爆発が起きて、
サヤちんの偽の避難指示があった
ところで、いろいろと町長の立場から
指示をだしている自分の立場にハッと
します。

人を集めて避難させる・・・。

それができるのは町長である自分しか
できないということ、自分は今日の日
のために町長になったのだということ。

そこへ宮水一葉と宮水四葉が自分を訪ねて
やってきました。

絶縁状態だった義母が、ここに来ること
自体が異常事態です。

二人から今日一日の三葉の異様な行動に
ついて聞き、二葉と初めて会った日に
話したことを思い出した父親、俊樹。

星が流れ、組紐がほどけ、からめとる。

今、自分が、この立場で、ここにいると
いうことが、定められたひとつの導き
だということ。

自分は意味があってここにいる・・・。

三葉がやってきたときには、
もうすべてを理解していた父親は、
すぐに町全体に避難命令をだすこと
によって、町民全員を助けることが
できたということなのです。

「三葉が説得している時間がない」
とかいう意見もあるようですが、
説得なんてしていないというか、
必要なかったんですね。

なんとなくイメージは沸いてもらえた
でしょうか?

父親である俊樹にもお役目がちゃんと
あったということですね!