君の名は。」の原作小説、第三章の
あらすじを感想を交えてお届けします。

第三章では、瀧と三葉の入れ替わった
日常生活が描かれていて、とても
楽しい章となっています。

まだ、第一章&第二章を見ていない
という方はこちらからどうぞ ↓

君の名は。小説ネタバレあらすじ第一章&第二章

君の名は。第三章『日々』

朝起きると、三葉の体が瀧の体と入れ替わ
っているところから始まります。

二章の時の瀧と同様、三葉も男の子の体に
戸惑いを感じつつ、その日一日を瀧の体で
過ごすことに。

外に出れば眼前に広がるビル群。

普段、田舎に住んでいる三葉からすれば
とても刺激的な風景です。

学校の教室内でも、近代的な会話が
四方八方聞こえてくる未知の世界。

戸惑いを感じる瀧の姿をしている三葉に
声をかけてくる一人の男子。

眼鏡をかけた委員長風の男の子、ツカサ。
普段から瀧が仲良くしている友達です。
もう一人仲の良い友達がいて、名前は高木。

よくこの3人で屋上に行って弁当を食べたり
放課後にはカフェに行ったりして、楽しんで
いる姿が描かれていました。

そしてこの日も約束通り、放課後に3人で
カフェへ。

そこへ、食事を楽しむ瀧(三葉)のスマホ
にメッセージが届きます。

それは普段働いてるアルバイト先からの
怒りのメッセージ。

慌てて、バイト先へ向かうことに。

そこは敷居の高そうなイタリアンレストラン

アルバイトなんて経験したことのない
三葉は失敗の連続です。

あげくの果てにはチンピラに、いちゃもんを
つけられるという始末。

これに対してどう対応しようかと考えている
と、一人の女性が助けてくれます。

それはバイト先の先輩、奥寺さん。

女である三葉でも頬を染めてしまうような
美人です。

助けてもらい、感謝の言葉を贈ろうと思った
三葉を遮るように、一人のウェイトレスが、

「きゃっ!奥寺さん!そのスカート!!」

このウェイトレスの叫び声で、さっきの
チンピラに、スカートを横に切り裂かれて
いたことに気が付きます。

あまりの恥ずかしさと悔しさで涙を浮かべる
奥寺先輩。

三葉は、今度は私が助けなきゃ。
どうにかできないものかと思考します。

そこで思いついたのが、お婆ちゃんに鍛え
られたという、持ち前の刺繍技術で奥寺先輩
の切り裂かれたスカートを縫ってあげようと
いうもの。

ワンポイントの装飾を加えたスカートは
5分程で仕上がり、それを奥寺先輩に渡すと、

「すごい!前よりも可愛い!」

と、大喜び!

そして落ち着いたところで、三葉は改めて、
今日助けてもらったことに対して、感謝の
気持ちを伝えます。

すると、奥寺先輩の本音がポロリ。

「私あの時、ちょっと心配だったのよ。
 瀧君は弱いくせに喧嘩っぱやいから。
 今日の君の方がいいよ」

ここの奥寺先輩のセリフで、瀧という男子は
ちょっとしたことがあると、突っかかって
しまうという一面を持っているということが
分かりましたね。

奥寺先輩との会話を終え、瀧(三葉)は
家に帰宅。

帰って早々ベッドに身を投げ出したところで
瀧のスマホを覗いてみると、写真や日記が
いっぱいでてきます。

「マメな子やねぇ」と感心しながら、三葉も
今日あった出来事を瀧に報告したいような
気持になって、日記アプリに入力します。

書き終えて、ふと、昨日、古典のノートに
記されていた言葉を思い出します。

「お前は、誰だ?」

この問いに返答するかのように、瀧の姿を
している三葉は手のひらに

「みつは」

と、書きます。

そして眠気が襲ってきた三葉は、まどろみへ。


瀧本人が瀧の体に戻ってくるところに
シーンは移ります。

「・・・・なんだ、これ?」
瀧は自分の手のひらを見ながら思わず声が。

そしてスマホを見てみると、覚えのない日記
が、長々と書かれていることに気付きます。

案の定、学校やバイト先でも瀧自身、全く
身に覚えのないことが起こっていることが
わかり、戸惑いを隠せません。

みつは??お前はなんだ?お前は誰だ???

一方で、その頃、三葉の方でも異変が。

自分自身を地味キャラと謳っていたのに
昨日の美術の時間に自分に対して陰口を
叩いていた同級生の机を蹴り倒したという、
普段の自分なら絶対にやらないだろうと
いうエピソードを仲良しのサヤカから
聞かされます。

授業が終わり、ダッシュで家に帰り、
古典のノートを開くと「お前は 誰だ?」
の次のページから三葉の名前や個人情報の
数々とその周りにはたくさんのハテナが。

そして、瀧の携帯、三葉のノートに
日に日に増える謎のメッセージ。

そしてついに気が付きます。

「俺たち、私たち、夢の中で
 入れ替わってる!?」

入れ替わりが起きていることを意識する
ようになってからは、入れ替わった日は、
お互いのスマホに日記やメモを残しあうと
いう方法で、コミュニケーションを取り
合います。

お互い入れ替わった際の禁止事項や、
愚痴のぶつけ合いなど。

こんなことを繰り返していくうちに、お互い
のことを少しながらも意識するように。

しかしメールや電話はいくら試してみても、
なぜか通じませんでした。

ある日、三葉になった瀧は、婆ちゃんと妹の
四葉と3人で、山の上のご神体に捧げ物を
持っていきます。

山の途中で、瀧は婆ちゃんに「ムスビ」の
話を聞かされます。

神様の技、時間の流れ・・・。

意味はよく解らないけれど、何かとても
大切なこと。

瀧は、目が覚めてもこの言葉は覚えておこう
と思いました。

いよいよ山頂に着いたその風景に目を見張り
ます。

まるで天然の空中庭園

「ここから先はカクリヨ」

婆ちゃんが言います。

山から下りてきた時はもう夕方。

「そろそろ彗星見えるかな?」

四葉が空を見て探しています。

そういえば、朝のテレビでそんなこと
やってたなと三葉(瀧)は思いますが、
何かを忘れているような気がふいにします。

そうだ、以前も、俺は、この彗星を・・・。

そこで、唐突に目を覚ました瀧。
なぜか頬には涙が伝っています。

その時、枕元でスマホが鳴り、

「もうすぐ着くよー。今日はよろしくね!」

というメッセージが。

それは、奥寺先輩からのLINEでした。
何事かと思うも、ハッとすぐに勘付きます。

入れ替わっている際に三葉が、奥寺先輩と
デートの約束を取り付けたのです。

あまりに突然の出来事に、瀧は嬉しい反面、
緊張から慌てふためきます。

そんなこともあろうかと、もしも瀧本人の
時にデート当日が訪れた時用にと、三葉が
デートをサポートするメッセージを残して
くれていました。

それを参考にデートに臨みますが、
全く会話も続かず、心ここにあらず状態に。

奥寺先輩もそのことに気が付いたのか、

「今は他に好きな子がいるんでしょう?」

と一言かけて、デートは終了します。

先輩と別れた後に、スマホのメモを確認。
三葉のメモにはまだ続きがあり、こう
書かれていました。

「デートが終わる頃には、ちょうど彗星が
 見えるね!」

この言葉に瀧は違和感を感じます。
自分は彗星がくるなんていうことを知らない。
ニュースでも見たことない情報だ。

胸の奥がざわつきます。

次に入れ替わった時に、三葉にその彗星の
ことについて聞いてみよう。

その時は軽く考えていた瀧。
しかし、

『 その日以来、もう二度と瀧と三葉の入れ
 替わりが起きることはなかった 』

という不穏な文章で、第三章は終了しました。

まとめ

第三章は、「君の名は。」のストーリーに
おいて、かなり重要な要素が存分に詰め
込まれた章だったように感じます。

今まで週に2,3度という、結構なペースで
入れ替わりが生じていたのに、何故急に
なくなってしまったのか、そのことについて
考えると、全身がゾワッとする感覚に包まれ
ました。

この調子で次は第四章を読み進めてみようと
思います!

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