このところ、エキストラバージンオリーブオイルが危険だと話題になっているようですが
日本人にとって本物の銘柄を見分けるのって、実は至難の業ってご存知ですか?



オリーブオイル

というのも、オリーブオイルをほとんど輸入に頼っている日本では、オリーブオイルの明
確なガイドライン法律がないため、規定が非常に甘く、少々混ざりものがあるもので
も、エキストラバージンオリーブオイルとして売っても、誰も文句が言えないような状況なのです。


数か月前には、イタリア警察で硫酸銅を塗ったオリーブや、産地偽装されたエキストラバ
ージンオリーブオイルが押収されたニュースが日本にも届きました。

警察によると、偽装オリーブオイルは米国と日本で数千トンが販売されたというから他人
事ではありません。


そこで今日は、危険な銘柄のオリーブオイルと本物のエキストラバージンオリーブオイル
の見分け方についてお届けしたいと思います。

オリーブオイルの危険な銘柄って?

公式に発表されている偽装オリーブオイルの銘柄は

1 Bertolli
2 Sasso
3 Carapelli
4 Pietro Coricelli
5 Santa Sabina
6 Prima Dona 
7 Antica Badia

日本でもおなじみの銘柄、ベルトーリが入ってるのが、なんともショックですね。

産地偽装に対しては、日本がイタリアから輸入していると思っていても、知らず知らずの
間に偽装品が紛れ込み、あたかもイタリア製のエキストラバージンオリーブオイルのよ
うに販売されているので、どうしようもありません。

さらに、ここに記入した銘柄は公式に発表されたもののみなので、これ以外にも産地偽装
ラベル偽装された銘柄は巷に溢れ返っているものと思われます。

そして、産地のみならず、中身においても偽物のエキストラバージンオリーブオイルが平
然とスーパーなどに並んでおります。

ここまでくると、もう何を信じていいのかわかりません。

日本の消費者はオリーブオイルについての知識があまりないため、エキストラバージンオ
リーブオイルと書かれてあれば、最高のオリーブオイルと信じてしまうので非常に危険
です。

そこで、今から本物のエキストラバージンオリーブオイルの見分け方についてみていきましょう。

本物の見分け方について10項目


【生産者】

銘柄のラベルやHPなどで、生産者情報がより詳しく明記されているほうが安心ですし高
品質である可能性が高いです。

たとえば、ただ「イタリア産」だけでなく、プーリア州とかシチリア州など生産地域が詳
しい方が良いですし、どこのオリーブ農園が作っているのか、収穫からボトル詰めまで一
貫生産しているのかも分かればもっと良いでしょう。

さらに欲を言うなら、生産者が誰かというところまで分かればベストです。
生産者の顔が分かれば、どんな所で、どんな風に どれだけ愛情込めて作られているかす
べてが分かります。


【製法】

まず、選ぶときは、「低温圧搾」または「cold press」と表記のあるものを選ぶようにしましょう。

これは昔ながらの製法で、手作業で摘まれたオリーブを傷つけないように枝や葉が混ざら
ないように選別し、収穫してから12時間以内に低温圧搾で抽出されています。

この表示のないものは、ほとんど溶剤抽出法で作られていると思われるので、注意が必要です。


【オーガニック認証】

オーガニック認証とは化学肥料や農薬を使用せずに生産されているかどうか証明するものです。
オーガニック認証のマークがついていない物はなるべく避けた方がいいでしょう。

しかし、国などによってマークが異なりますので、わかりにくい場合もあります。使用さ
れているオリーブの実の説明など詳しい情報があればうれしいですね。


【酸度】

IOC(国際オリーブ協会)の定義では、酸度が0.8度以下のものをエキストラバージンオ
リーブオイルと呼びます。

オリーブの実は、摘まれた時点から自動酸化が始まるので、収穫したらいかに早く搾油す
るかが重要です。酸度は低ければ低いほど、高品質とされています。


【色】

エキストラバージンオリーブオイルの質の良い色は、オリーブの種類などによって、多少
の違いはありますが、基本的にはグリーンのものが良いとされています。

光に触れたり、日にちが経つと、グリーンからイエローへと変化します。


【味】

口に含むと、さらっとしていて爽やかで、そのあとピリピリした辛みと、苦味の強いスパ
イシーなものが、抗酸化物質のポリフェノール値が高い良質なオリーブオイルです。

辛ければ辛いほど、苦ければ苦いほど、体にいい物質が多く含まれていますが、好みもあ
りますので、やはり自分がおいしく感じるものが一番です。


【香り】

若々しい草の香りや、グリーントマトのような香りがするものが良いでしょう。
普段、日本の消費者は、味も香りもない無味無臭なオリーブオイル慣れてしまっているた
め、本物のエキストラバージンオリーブオイルの香りをかぐと、クセが強すぎて、びっく
りするかもしれません。


【鮮度】

エキストラバージンオリーブオイルは、フレッシュジュースと同じで、鮮度が命なの
で、開封したらなるべく早く使いきるようにしましょう。

保存場所は、冷蔵庫には入れずに直射日光、高温多湿を避けて涼しいところに置いておきます。


【価格】

価格は、高ければいいっていうことでもありませんが、やはり安価なものはそれなりのも
のであるということです。100ml=1000円以上を基準に選びましょう。


【ボトル】

良質のエキストラバージンオリーブオイルは光や熱に弱いので、遮光性のボトルに入って
いるかどうかが決め手になります。選ぶときは、黒っぽい色の重厚なガラス瓶や陶器、缶
などに入っているものにしましょう。透明な瓶やプラスチック、ペットボトルに入ってい
るオリーブオイルは避けた方がいいです。

まとめ

一般的に、エキストラバージンオリーブオイルにおいて言えば、国内のスーパーなどで陳
列されている銘柄のほとんどのものが危険とまでは言いませんが、本物とは言えないもの
です。

しかしそれは、今の日本では違法でもなんでもなく、今後も続いていくことでしょう。
そうなると私たち消費者が本物を見抜く力をつけていくしかありません。

ぜひとも、本物のエキストラバージンオリーブオイルをしっかり吟味して選んでくださいね。


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